ゴルフの起源を探る
世界のスポーツの中でも、最も古い歴史を 持つといっても過言ではないのが、「ゴルフ」です。
長い歴史を持っているのですが、その起源はいまだになぞに包まれています。
ゴルフの起源については、オランダ、イギリス、フランス、イタリア説など 様々な説がありますが、 定説はないのでう。
ゴルフ をしていたのではないか?と思われるような古い絵画がヨーロッパの各地にみられます。
いろいろ切が分かれる中で、最も信憑性があるのが、 オランダが発祥地で、それがスコットランドに後日渡り、多くの人によってプレーされるようになったと言う説です。
ゴルフは、昔スコットランドの羊飼いの少年たちが、先の曲がった棒切れで小石を打って地面の穴ぼこ)に入れて遊んだのが最初だと言われています。
いわば「ゴルフの原形」というわけでしょう。しかしこれには異説があってこのゲームはオランダから渡来したものであるとか、フランスで行われたゲームと同じであるとか、現在でも論議されています。
当初オランダで 1300年代に行われていた時には 各ホールの距離が 1000ヤードある 4ホールのコースでプレーをしていたという記録があるようです。
当時は羽毛を中に詰めた皮製のボールを使ってプレーをしましたが、そのゲームを spel metten kolve と呼んでいたそうで、その後、それが kolf と呼ばれるようになったと言うことです。
そして、さらに そのゲームが スコットランドに渡って golfe/golf と呼ばれるようになったという説です。
いずれにしても、15世紀にはスコットランドでゴルフが盛んだったことは事実のようです。というのは、1457年に政府が国民にゴルフ禁止令を出したほどだったからです。
当時は戦争となれば、弓矢での戦いでしたが、その訓練がおろそかになるほど、人々はゴルフに夢中になっていたということでしょう。
初期のゴルフ場は、海に面した荒れ地がほとんどでした。
羊の放牧に適していた場所(第1回参照)ですから、恐らくスコットランド特有のヒースという濯木の生い茂る砂地だったと考えられます。
この後、世界のゴルフのメッカとされる「セント・アンドリュース」や「ターンベリー」などの有名なコースがスコットランドに造成されていきます。
しかし各コースとも造成というよりは、北海から吹きつける想像を絶する風雨によってつくられたアンジュレーションをそのまま活かし、必要な部分に芝を張っていったというのが本当のところでしょう。
コースもちょっとした風雨によって変形するため、グリーンキーパーは大忙しだったと当時の文献には伝えられています。
あるとき、地元のゴルフ愛好家がコースの原型を求めて測量を行なったところ、どう考えても人智の及ばない造形が現れ、彼は思わず天を仰いで「神のつくり給いしリンクス!」と叫んだそうです。
これらのリンクスは現在も維持され、全英オープンの象徴的な存在になっています。
自信と誇りを示す証拠として、彼らは全英オープンを「British Open(ブリティッシュ・オープン)」とは呼ばず「The Open(ジ・オープン)」と呼びます。世界で最も権威のある大会は全英オープンのみである、と誇示しているのです。
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